こんにちは、成田工務店です
外壁のひび割れ(クラック)は、戸建て住宅ではよく見られるトラブルのひとつです。
しかし、「どこまで放置して大丈夫?」「すぐ補修した方がいいの?」と悩む方も多いはず。
結論から言うと、外壁のひび割れは種類によって放置できる期間が大きく変わります。
放置していいひび割れと、早急に対処すべき危険なひび割れの違いを知ることがとても重要です。
この記事では、外壁のひび割れがどこまで放置できるのか、危険度の見極め方、放置すると起きるリスク、補修タイミングの目安まで分かりやすく解説します。
■ 外壁のひび割れ(クラック)は大きく3種類ある
まずは、ひび割れの種類を知ることが放置できるかどうかの判断材料になります。
① ヘアクラック(0.3mm未満)
幅:0.3mm未満
深さ:浅い(表面のみ)
特徴:塗膜の劣化による細い線状のひび
→ 短期的には放置OK。ただし放置しすぎると劣化が進む。
② 構造クラック(0.3mm以上)
幅:0.3mm以上
深さ:下地まで到達
特徴:家の構造に影響する可能性がある
→ 放置NG。早急に専門家へ相談が必要。
③ 縁切れクラック・外壁材の継ぎ目割れ
コーキングの劣化による割れ
→ 隙間から雨水が入るため早めの補修が必要。
■ 外壁のひび割れは「どこまで放置できる?」種類別に解説
● ヘアクラックは“数か月~半年程度”の観察は可能
ヘアクラックは外壁表面の塗膜が劣化したことで発生するため、すぐに雨漏りすることはほぼありません。
ただし、長期間放置するとひび割れ部分から雨水が浸透し、外壁の内部劣化が進む原因に。
1年以上の放置はおすすめできません。
→ 放置可能期間の目安:数か月~半年程度
● 幅0.3mm以上の構造クラックは即相談
名刺やクレジットカードが入る、爪が引っかかるレベルのひび割れは構造クラックの可能性があります。
雨漏り
外壁内部の腐食
建物強度の低下
などの重大なトラブルに繋がるため、放置は絶対NG。
→ 放置可能期間の目安:ゼロ(見つけたらすぐ業者へ)
● コーキングの割れは数週間以内に相談
コーキングの劣化は、雨水が真っ先に入り込む部分です。
「まだ少しの隙間だから…」と放置すると、外壁材の反り・内部浸水の原因になります。
→ 放置可能期間の目安:数週間以内
■ 外壁のひび割れを放置すると何が起きる?
放置しすぎると、次のような深刻なトラブルに発展します。
● ① 雨水が侵入し、雨漏りの原因に
外壁の小さな隙間からでも水は侵入します。
室内に症状が出る頃には、内部が広範囲で傷んでいるケースも。
● ② 外壁材の劣化・剥離・膨れ
水が入り込むことで外壁内部が膨らみ、浮き・剥がれが発生。
● ③ シロアリ・カビの発生
湿気がこもると、木材が弱り、シロアリ被害の引き金になることがあります。
● ④ 修繕費が高額化
小さなひび割れなら“部分補修”で済みますが、放置すると
→ 外壁張り替え
→ 下地交換
と数十万円〜数100万円以上になることも。?!!
■ 放置できるひび割れかどうかをチェックする方法
簡単にセルフチェックできるポイントを紹介します。
幅は0.3mm以上か?
(名刺が入るかどうかで目安と思っても大丈夫かと)
深さは?爪が引っかかる?
ひび割れが縦・横・斜めどれか?(斜めは構造クラックの可能性が高い)
雨が降った後、ひび割れ部分が濡れたままになっていないか?
コーキングの隙間はあるか?
少しでも「これは危険かも?」と思ったら、早めに専門業者へ相談するのが安心です。
■ 外壁のひび割れは“早めの相談”がコストを抑えるコツ
外壁のひび割れは、早めに気づけば簡単な補修で済むことがほとんどです。
しかし、放置しすぎると建物内部へ影響が出て、修繕費が跳ね上がる原因に。
0.3mm未満:様子見可能(数か月〜半年)
0.3mm以上:即相談
コーキング割れ:早めに補修
この3つだけでも覚えておくと、適切な判断ができます。
■ まとめ|外壁のひび割れは「小さいうちに対応」が最も効率的
外壁のひび割れは、小さいものでも放置しすぎると大きなトラブルに繋がります。
特に雨漏り・外壁内部の腐食・修繕費の増大は放置の代表的なリスク。
ひび割れを見つけたら、
大きさ
深さ
方向
雨水の侵入状況
を確認し、少しでも不安があれば業者に相談するのがベストです。
「どこまで放置していい?」→ 基本的には“放置しない”が正解。
早めのチェックと補修が、家を長持ちさせる最善の方法です。
